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うぞと進められて中にはいると六人の先生方に、ぐるりと囲まれる中で、校長先生の質問は、中学校に転入の理由を、次に切角、平和な学校に、わざわざ長崎から問題児を受け入れて、波紋を投げなくてもと、言葉は穏やかに聞こえますが、拒否の意味が含まれていました。例えば、この学校に転入出来ても、今迄の気持では続きませんよ。問題を起こした時は、どう対処するか、保護者として責任、覚悟を求められた。
校長先生は、B君のことは両中学校より、詳しく報告がありました。
説明と面接前に、悪い行動記録が強烈に印象づけられ、その子の内面原因を考慮されなかったのでないと思いました。
B君は、そうした経緯も知らず、無条件で転入出来ると信じて別室で待っている。今心を傷つけてはならないと、まず、私共が預かることに至った経緯を説明しました。
次に理由です。「僕は自分の行為の重さを反省し将来の展望も含めて、中学校を卒業したい」そして私共が預かる気持、私共も幼い子育には不安も感じませんが、中三の男の子、まして思春期の難しい時期の子の委託は、不安で、自信はございません。

 

 

 

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